アプリコットの島の人ブログ

ハイ！ふぇれっと君です！今日はちょっと長文かつ面倒でさらにつまらないお話ですので読むのマンドクセな人は華麗にスルーしてください。

本日Ｓｅａｌ事務所に最新ＦＯＭＡ端末『N903i』が届きました。
この端末の目玉は何といっても解像度がVGA(480px*640px)になった事でしょう。アプリケーションで利用可能な解像度は480px*480pxになりますので、うたい文句としてはとってもキメ細かくて美しい画面と言うことです。確かにプリインストールの画像はかなり綺麗です。
だがしかし！５０５シリーズ以降のmova及び900シリーズ以降のFOMA端末の解像度はQVGA(240px*240px)な訳であります。

解像度とは、簡単に言うと画面に対して何ドット表示するかと言うことです。解像度が高ければ高いほどドットの数が多くなる訳ですね。
混同してはいけないのは、解像度と画面サイズは別物と言うことです。画面サイズが同じで解像度が高いということは、同じ画面サイズ内に４倍のドットが表示されて見た目が綺麗になるのです。

ただし、これにアプリを対応させるためにはN903iだけのために解像度の大きい画像を用意しなければなりません。と言うことは、データファイルをN専用に作る必要があったり動作が重くなったりデータ容量が大幅に上がったりと色々な弊害が出てきます。なかなか問題点は山積みなんですね。

発売前から私達が懸念していたのは、QVGAサイズのimodeコンテンツやアプリをVGAサイズと表示すると、見た目のサイズが物凄く小さくなってしまうのではないかと言うことがありました。
ただでさえ液晶が小さくて見辛いのに、これ以上表示が小さくなってしまったら目がつぶれてしまいますからね・・・
早速ダウンロードしてみた所、やはりその辺はちゃんと考えて作られていました。QVGAサイズの画像は全て端末側で拡大表示して画面全体に表示されています。
ただ、拡大するときにアンチエイリアスがかかっていないのか通常のN903iや他の端末と見比べると多少ドットが荒くなっています。
と言うわけで結論から言うと他の端末がQVGAサイズで統一されている現時点では逆に画像が少し荒く見えてしまうというわけです。

せっかくVGAなのに、なんだかなーな感じですよね。もうちょっと回りの端末と足並み揃えて貰った方がコンテンツ供給者側からはありがたいです。
そして、申し訳ないけど私個人的には何よりもこの筐体デザインはちょっと･･･と思ってしまいました（笑

今日掲載している画像は、ちょっと試しに設定を変更して画面をVGAサイズに拡大しないで表示してみたものです。
画面は綺麗ですが、ご覧の通り画像がとんでもなく小さくなります。字は目を細めて顔を近づかないと読み取れませんでした。（注：普通のアプリはちゃんと拡大されて画面全体に表示されます。）

以上です。色々と書き連ねていたらとっても長文になってしまいました。最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございます^^